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高沢文庫は学術研究を目的とした特殊文庫です。高沢文庫の資料貸出は致しません。学術研究を目的とし、文庫利用規程を熟知し、利用認可を受けた上で、資料を利用してください。特定の資料の利用、複写、また引用に付いては、個人のプライバシーを守るための制限がある場合もありますので、詳細はハワイ大学図書館にご照会下さい。

高沢文庫の資料の利用には次の三つの方法があります。

1.ハワイ大学図書館に直接出向き、閲覧室内で資料を利用する。

2.文庫の大部分の資料に付いては複写を依頼することができます。ただし、複写と複製資料送付にかかる費用は利用者負担となります。文庫の資料内容についてはこのサイトの文献目録を参照下さい。出版された文献目録を購入することもできます。

3.今後、資料のマイクロフィルムが利用可能になった際には、図書館相互貸出しを依頼することができます。

申込用紙の請求および提出方法は後述の通りです。

高沢文庫を閲覧するためには

ハワイ州ホノルル市内のハワイ大学マノア校にて高沢文庫を学術研究のために閲覧したい場合は、閲覧願いを提出して下さい。現在、高沢文庫はハワイ大学のメインキャンパスであるマノア校のシンクレア図書館二階にある特別室に保管されています。マノア校はホノルル市内にあり、ワイキキからはタクシーで約20分、バスで約30分の距離にあります。

文庫閲覧の認可が降りましたら、図書館の開館時間内で高沢文庫の係員が臨席できる時間帯に閲覧できるように手配されます。特別室では閲覧もでき、またコピー機もありますので係員に頼んで資料を複写してもらう事もできます。ただし、場所に制限があり、また盗難を防ぐためも、一度に二、三人までの閲覧に限られます。研究のための文庫閲覧願いは、適切な手配が出来るように、遅くとも来館二週間前までに提出して下さい。

また、利用希望者は、文庫閲覧願いを提出する前に、高沢皓司文庫利用規程を入念に読んでおいて下さい。願書の書式はこの規程の後ろに添付してあります。それを印刷しご利用下さって結構です。また願書の用紙は、直接日本文献課のMs. Tokiko Yamamoto Bazzell に依頼し入手することもできます。記入、署名した申込書は、郵送、ファックス、または直接以下のところに提出して下さい。

Tokiko Yamamoto Bazzell
Japan Specialist Librarian
University of Hawai‘i at Manoa
2550 The Mall
Honolulu, HI 96822
ファックス:1-808-956-5968
電話:1-808-956-2315
電子メール:tokiko@hawaii.edu

高沢文庫資料の複写を依頼するには

高沢文庫の資料は貸出致しません。しかしほとんどの資料の複写を依頼することができます。料金は1頁25セントです。高沢文庫利用規程には、複写ができない資料の種類の説明が記載されています。また、個人のプライバシー保護のために、特定の資料の利用制限や引用制限に付いても記載されています。

複写を依頼したい資料の確認には次の三通りの方法があります。

1.文庫を実際に閲覧し、後日利用するために複写したい資料を見つけることができます。

2.このウェブサイトに載せられた文献目録から複写したい資料を見つけることができます。

出版された高沢文庫の資料の文献目録を利用して複写したい資料を見つけることができます。文献目録は出版されますので、お近くの図書館で利用することもできます。また、ハワイ大学Center for Japanese Studiesで直接購入することもできます。

高沢文庫の資料複写依頼の書式はこのウェブサイトにあるものをご利用ください。また、大学図書館日本文献課に、郵送、ファックス、および電子メールの添付ファイルとして送ることもできます。

申込用紙上部の欄に記入して下さい。資料送付や、確認事項があった場合に連絡できるように、住所が適切に書かれているかを再度確認して下さい。用紙には5項目まで書けるようになっていますが、必要ならば別紙を貼り付けても結構です。資料ごとに登録番号、題名、刊行年、また定期刊行物に付いては刊行番号も記入して下さい。また、「本」、「パンフレット」、「定期刊行物」などの種別も忘れずに記入するようお願いします。種別については、このサイトにある文献目録にも、出版された文献目録にも記載されています。用紙の末尾には、希望する資料送付方法と支払方法を記入して下さい。複写依頼書は郵送、ファックス、及び電子メールの添付、のいずれの方法で提出しても結構です。

複写依頼書を受領した後、総頁数を計算し総費用を折り返しお知らせします。請求金額が依頼者により確認され、支払いを受け取った時点で複写を取り、資料を送付することになります。

依頼書は、日本文献課のMs. Tokiko Yamamoto Bazzellから郵送、ファックス、および電子メールで、取り寄せることもできますし、提出することもできます。

Tokiko Yamamoto Bazzell
Japan Specialist Librarian
University of Hawai‘i at Manoa
2550 The Mall
Honolulu, HI 96822
ファックス:1-808-956-5968
電話:1-808-956-2315
電子メール:tokiko@hawaii.edu

出版された文献目録を入手するには

ハワイ大学Center for Japanese Studiesでは、2001年に高沢文庫文献目録を出版する予定です。出版される文献目録は、アメリカの学術図書館の主な日本関連文庫に配布されます。またCenter for Japanese Studiesで購入することもできます。文献目録は、このウェブサイトで公表されたら直ちに出版される予定です。利用可能になった時点で、出版された文献目録のリスト及び購入に付いての情報を当ウェブサイトでお知らせします。

図書館と連絡を取るには

図書館と連絡を取るには郵便、ファックス、又は電子メールのいずれかの方法があります。

文庫の利用に付いての質問や、郵便 、ファックス、及び電子メールによる用紙の請求、提出に付いては、日本文献課のMs. Tokiko Yamamoto Bazzell に連絡を取って下さい。

Tokiko Yamamoto Bazzell
Japan Specialist Librarian
University of Hawai‘i at Manoa
2550 The Mall
Honolulu, HI 96822
ファックス:1-808-956-5968
電話:1-808-956-2315
電子メール:tokiko@hawaii.edu

文庫資料の内容に関する質問は、Patricia Steinhoff 教授に直接電子メールにてsteinhof@hawaii.edu へ連絡して下さい 。

高沢浩司文庫利用規程

高沢文庫の資料の貸出しはしません。しかし大部分の資料は、研究者が学術研究のために自由に使うことができ、個人の研究のために低料金で資料の複写を依頼することができます。

この文庫の中には、個人のプライバシーを守るために利用が制限される資料も含まれています。寄贈者の要請によって2000年まで、あるいは寄贈者の死まで封印されることになっている私的文書や書簡などもあります。これらの資料は封印を解かれるか、目録に載せられるまで目を通すことはできません。

また、特別取扱の指定を受け、その表示がされた資料に付いては、要請に基づいてハワイ大学の特殊閲覧室のみで研究のための利用はできますが、閲覧室外で利用するために複写や他の複製をすることはできません。加えて、これらの指定を受けた資料に付いては2025年まで以下の制限が課されています。

A.刑事事件に関する証拠資料

高沢文庫には新左翼に関する刑事訴追に対する個人の答弁からの詳細にわたる記録も含まれおり、その中には、公の資料も私的な資料もある。

1.裁判での宣誓証言。 公開裁判でなされた陳述は公の記録内容とみなされるので、利用、引用は自由に出来る。

2.刑事調査の記録。日本の刑事調査の過程においては、正式な逮捕であっても無くても、弁護士がいないところで個人が警察に拘留され尋問されることがある。これらの会期に言われたことの正確な記録は取られていない。尋問の会期が終わるごとに尋問している警察官が要約声明を書き、抑留者はそこに署名をするよう強く説得される。これらの声明は抑留者本人の手によって書かれたものではなく、自由意志によるものとはみなされ得ない。重大な誤りや偽りの自白が含まれている可能性もある。犯罪と何ら関わりのない人物が巻き込まれていることもありうる。これらの記録は証拠として法廷に提出されるが、記された内容は、公開の裁判にて反対尋問にもかけられる宣誓証言として全て読み上げられた後でない限り、公の情報とはみなされない。

文庫に納められた警察の調査記録から得られる名前や、その他身分が明らかにされるような情報を使うことは、個人のプライバシーを守るために固く禁じられている。この様な資料を利用するときは、引用した資料のファイル元、頁、日付、を記載し、個人の名前が記録の題名に入っている場合には関係のない文字か番号を代用すること。文章中でこれらの個人に言及する際には、別の名前や呼び方、名前の代わりに無作為に選ばれた文字か数字を、または「20代前半の男子学生」などあてはまる一般的な言い方を一貫して代用するか、または人を差し示す必要がないような表現方法に変えること。

B.私的手紙と私的証拠資料

高沢文庫は、生存中であれ没後であれ個人の所持品をも所有している。その中には、受け取った人によって集められ保存されていた多くの手紙も含まれている。封印されていない個人の記録や手紙は文庫所蔵区域で研究のために利用することが出来るが、利用する際には、書簡の相手のプライバシーや、書簡やその他の記録に知らずに名前が使われた第三者のプライバシーに配慮しなければならない。

文庫に納められた個人の記録や手紙などの資料を使う者は、個人のプライバシーを侵害しないよう、高い倫理基準を維持し、必要な処置を取ること。これは必然的に個人の判断の問題となるが、刑事調査記録の利用に付いても、上記の方法によって個人の名前を省いたり隠したり、また使わないようにすること。

 
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