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寄贈者について

寄贈者は高沢皓司というペンネームにおいてジャーナリスト、編集者、著者として活躍し、自らも1960年代後半から1970年代前半にかけて共産主義者同盟(通称:ブント)の一員、のちにその分離団体の赤軍派の一員として新左翼運動に参加していました。高沢氏は若い活動家として社会運動の出版物を作成し、それらを他の新左翼組織で作成しているものと交換しました。それらは1960年代・1970年代の新左翼組織によって作られた刊行物、パンフレットとして現在の文庫を充実させる重要な資料になっています。さらに高沢氏は1960年代半ばから80年代にかけての抗議運動に関する膨大な数の新聞雑誌の切り抜きを整理し、それもこの文庫の一部になっています。


高沢皓司

高沢氏は反戦青年委員会という若い労働者の運動を組織する新左翼学生の一人でした。後に1970年代に行われた新左翼関係の訴訟を支援する運動にも参加しました。最も代表的な連合赤軍事件、そして冤罪事件の土田・日石・ピース缶爆弾事件の訴訟についても、高沢氏によって編集著作され出版されています。当文庫はその関係の支援団体の出版物、組織資料、法廷資料、書簡、手稿、その他さまざまなものを有しています。

著者として、研究者として、また歴史的資料の収集家として、高沢氏は著作活動のために貴重な書籍資料を個人収集家、古書店を回って集め、さらに重要人物とのインタビューの録音も数多く残しています。1980年代末から90年代初期にかけて北朝鮮、中国、カンボジアをジャーナリストとして訪れ、それらの取材をもとに書かれた本をはじめ収集された資料も当文庫に含まれています。1999年には著書「宿命:よど号亡命者たちの秘密工作」(1998年新潮社)で講談社ノンフィクション賞を受賞しています。

As a writer, researcher, and collector of historical documents, Takazawa acquired many rare primary materials and obscure publications from private collections or second-hand book dealers in Japan for his independent writing projects. He also conducted a number of taped interviews with key figures. During the late 1980s and early 1990s he traveled to North Korea, China, and Cambodia as a journalist. The collection contains materials he acquired on these trips as well as his own writings. In 1999 he won the prestigious Kōdansha Non-Fiction Prize for his book Shukumei: Yodogo Bōmeishatachi no Himitsu Kosaku (Shinch ōsha, 1998).

 
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